夢・葬送

Before と Because まえがきにかえて より
“Before”と“Because”は「歌(唄)」の位相にも当てはまります。「歌う前にやることがあるだろう」「歌っているから繋がるんだ」「歌う前に考えろ」「歌うからこそ見えてくるんじゃないか」etc. etc.
歌うことを生業としながら、僕は時々、歌を拒否したくなる衝動に駆られます。「歌ってる場合じゃないだろう!」一方、様々な現場で「なぜ歌わないのだ!」と怒りに燃える時もあります。美しすぎる声と拙すぎる絶叫、どちらにも違和感を覚えるのです。「誰であろうと民衆の魂を真に演じようとするものは、多くの道を歩んでいかねばならない。……洗い物をする女性や、縄をない、溝を開き、鉱山へ下り、海に網を投げる男たちの仲間であるということなのである」(ビクトル・ハラ)。僕は、多くの道を歩みたいと思います。いつの日か、“Before”と“Because” を止揚する日を夢見て。
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推薦文:中山千夏
写真:太田順一
A5判上製128頁
ISBN978-4-944173-46-4 C0095
- 商品ID
- bk0004
- 発売元
- みずのわ出版
- 定価
- 2310円