日々の喜怒哀楽を綴ります。

猫が/で考える。

午年生まれの人は強運の持ち主で大器晩成型が多い。豊かな才能と情熱的な性格で存在感を示し、独立心が旺盛で冒険心も強く、行動力がある。一方、派手で見栄張りで、好き嫌いと感情の起伏が激しい面もある。総じて、開けっぴろげで正直故に、人気と人望が厚い…そうだ▲馬に悪いイメージはなく、それどころか「勤勉・実直・不言実行」などの徳目に繋がるのが普通だろう。それでも「華美」が批判的に連想されるのは、疾走する際の馬の華麗な容姿に由来すると思われる。いずれにせよ、牛馬という併称が存在することを思えば、「移動、交通、農耕、運搬」などに関して人間が馬から授かる恩恵は計り知れない▲丙午の女性は気性が激しく夫の命を縮めるという。この差別的な迷信は、「丙午の年には火災が多い」という迷妄と「八百屋お七」が丙午生まれだという思い込みの連結から生じたらしい。今年は丙午ではないが、安倍内閣の閣僚全員と『特定秘密保護法案』に賛成した全ての国会議員に、この「丙午に関わる女性差別」の熟考を強く奨める。「憲法9条廃止」という迷妄と「国民は支配の対象でしかない」という思い込みの連結に凝り固まった諸君の存在、そのもの・それ自体こそが、私たちの命を縮める元凶である故に…。
(『まねき猫通信』No.138<巻頭言>)