日々の喜怒哀楽を綴ります。

アジール空堀

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【演目】
短歌「四節歌」
浪曲「石松代参」「石松三十石船」
俗謡「阿呆陀羅経」
沖縄民謡「艦砲ぬ喰ぇぬくさ」
★曲師・はやしや絹代
★打ち上げ会場・ビストロギャロ
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以下、主催者の言です。
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「アジール空堀」10月企画。10月5日(金)18:45~
『パギ版 広沢虎造「清水次郎長伝-石松金毘羅代参・石松三十石船道中」』
講演「大正ロマンと戦争、大衆芸能と植民地政策」、パンソリ他。
浪曲というジャンルに馴染がないからか、平日しかも夜公演と言う設定に問題があったのか、準備段階からご予約数は苦戦だった。
けれども濃いパギファンや、告知チラシの「軍事ファシズムのしかけ」「それに乗ることになる大衆芸能・漫画・紙芝居たちの無念」「それを背負い唸る浪花節」に共鳴した方々のご参加多数を得て最高の夜でした。
浪曲は意外(ではないのだが)にも大うけ。演者も気を良くしたに違いない。
9月22日(土)に西成難波屋でパギ&板橋文夫の「All That Jazz」で「石狩挽歌ジャズアレンジ版」を聴かされド肝を抜かした者としては、当夜の広沢虎造「清水次郎長伝」・パンソリ・門付け話芸である「仏説あほだら経」・「さんしん」弾き語り「艦砲ぬ喰ぇぬくさ」(艦砲射撃の喰い残し)もまた、「大衆芸能」を貫くハートでJazzと通底しているのだと確信しました。それは「奴ら」のものではないのだという叫びにも聴こえた。
想えば、パギの語りと声体文藝館を含め、めったに聴けない「清水次郎長伝」を「曲師付き」で(曲師:はやしや絹代さん有難うございました)二段も聴けたことも含め、異ジャンルの出し物・歌たち総体が、云わば「All That PAGI」を構成していて、個々に聴いて掴めなかった世界を呼び覚ますのだ。それにしても、パギの多芸ぶりには舌を巻くなぁ~。
当夜ご参加のみなさんは「もうけもの」でしたね。公演後の懇親会もビール・ワインも進み盛上ったことでした。
☆「艦砲ぬ喰ぇぬくさ」(艦砲射撃の喰い残し)は、11月18日の声体文藝館『水滴』の挿入歌として準備しているとか、『水滴』は楽しみだなぁ~!是非ご予約を・・・!